@article{oai:obirin.repo.nii.ac.jp:00001698, author = {小川, 純子 and 河合, 美子}, journal = {Obirin today : 教育の現場から, In search of a learner-centered education}, month = {Jan}, note = {精神保健福祉士の指定科目「精神保健福祉援助実習」を、桜美林大学では3 科目に分けている。今回はその第一段階である「精神保健福祉援助実習I」の実践報告を行う。まず、学習目標と見学実習を中心とした年間の授業計画を紹介し、授業の留意点と工夫を述べる。次に学生が精神保健福祉の現場にふれて学ぶ内容を、感想を例示しながら述べる。担当教員は、現実感をもって現場を知ること、クラスに安心感・連帯感を育成することに留意して授業を展開し、学生に学んだことの言語化を促す。精神保健福祉施設の見学実習後には、実習日誌の記載(文章表現)と、3 つのキーワードを用いての口頭発表(口語表現)を通して、学習内容の明確化と共有、学習の深化を図る。学生は、見学実習を重ねる中で精神科病院や精神障害(者)(1)に対するイメージの変化を経験し、施設種別による特徴を理解する。年度後半は「見る」実習だけでなく「関わる」実習も加わり、学生は、対象者との交流から強い印象も受けつつ、関与観察を言語化するむずかしさも経験する。キーワードを用いた口語表現には比較的短期間に慣れる学生も、自分の文章表現のスタイルを変えることは困難であり、適切なフィードバックなどが指導上の課題である。実習教育の過程を考慮すると、授業等で得た知識と体験からの学習が統合され、そこから次の配属実習に向けた目標設定や問題意識の醸成がなされることが望まれ、今後の授業でさらに工夫を加えたい。, 14, KJ00010259079}, pages = {177--188}, title = {精神保健福祉援助実習の第一段階}, volume = {11}, year = {2011}, yomi = {オガワ, ジュンコ and カワイ, ヨシコ} }